岸谷manahのアート日記

日々の画業、展示の告知などをしてまいります。

ベラドンナアート展出品my作品紹介【その壱】

タイトルからもわかるとおり、一回では紹介しきれないので連載ものです(^^b)
でも、不定期更新です。。。今日は持病の診察日で診察の後、必要な画材を買い帰宅しました。今から、絵を描くと、またアドレナリンでまくりで、生活サイクルが狂うので、ブログ更新しています
ちなみに、私の主治医さんはめでたく定年退職した前主治医さんが「カッコイイ先生だからね。楽しみにしていなさい」と言って紹介してくれたのですが(笑)たしかに、カッコイイです。ただ、ジャニーズ系とかではありません!!!たとえて言うなら、昭和の俳優さんといったところでしょうか。。。ハハハ、ジェネレーションギャップですね(^^;)でも、診察も的確なんで(医師はそれが一番大事)結果良かったです。多少、今日の診察では病気に関して不安要素が見つかりましたが、気にする程度では、ないようです(^^b)
 
さて、ベラドンナアート展、受賞など、目に見えた成果とよべることはなかったのですが、とっても良かったです(^^n)
というのも、私が気になって作品の前で足を止めた作家さんの一人で、九州在住の作家さんと、観に来てくれたfbフレンドの方の仲介でfbフレンドになることが出来、作品制作の姿勢など、共通するものがあり大変刺激を受け、良い出会いをしたのです(^^v)
 
また、話がそれますが、私はおみくじを、いろいろな神社でひいて、5回連続で”大吉”がでたことがあり、3回までは喜んでいたものの、5回目にはぞっとしたことを、覚えています。その後、いろいろ、良いことも嫌なこともありましたが、大吉5回で学んだことは、幸せも不幸も表裏一体で、片側だけだと、なんか気持ち悪い。。ということです!それこそ、自分の心持ち一つで、外的要因でいくら不幸なことが起こっても、プラスのバネに変えていけたり、考え方でよい方にとれたりするのですが、やっぱり嫌な思いがないと、それを、バネにしようとか、プラスに考えようとかも思わないと思うからです。。。で、このベラドンナアートの2日前くらいに、イタリアの展示でベストセレクションに選ばれ、現地の新聞にも載ったので、多少の嫌なことも覚悟していたので、拍子抜けしたほどです。。。でも、きっと昔ならと~っても、落ち込むこともありました。それを克服できている自分が嬉しいですm(__)m
 
前置きが長くなりました。出品した作品を紹介させて、いただきます
作品はいろいろ、過去にあったので、ネットにアップするものはパソコンで加工し名前が半透明に入っています。
イメージ 1
title:「空」
size:F6×9枚(125.3×95.4)
技法:キャンバスに油彩(oil on canvas
価格:\300.000【額つき into frame】
 
現代的な曼荼羅を目指しました(^^v)
こうして、写真になると絵に線が入っただけの絵にみえるやも、しれませんが、F6の絵を、繋げて大きな作品にしています。だから、互いの絵の接続面の色塗りは大変でした(><)
 
個別にもタイトルと意味があるので、紹介していきたいと思います。
これが、9枚もあるので、連載形式なわけです(^^;)今日は上段を紹介していきます(^^b)
 
上段左
イメージ 2
title:「雷神」
size:F6(41.0×31.8cm)
技法:油彩(oil on canvas)
 
上段真ん中
イメージ 3
title:「道祖神
size:F6(41.0×31.8cm)
技法:油彩(oil on canvas)
 
上段右
イメージ 4
title:「風神」
size:F6(41.0×31.8cm)
技法:キャンバスに油彩(oil on canvas
 
真ん中から、描き始めて最終的に9枚つくろう。。。できれば、一枚一枚でも絵にもなるし、全体も絵になるような絵にしようと思ったとき、両サイド上部が真っ先に浮かび、それが風神雷神でした。そして、最初は琳派のような、伝統的な風神雷神を描く予定いでした。。。しかし、私の本能がそこに待ったをかけたのです。。。そして、推敲に推敲を重ねた上、出てきたのが今の図柄なのです。。。風神雷神にペンギンとクジラを選んだのは単純です。古来の風神雷神図は自然への畏敬の念を込めて描かれてました(すくなくとも私はそう感じてました)。。。ならば、現在、自然をかんがみず感謝の心を忘れ、そのエゴの犠牲になっている動物を風神雷神として選んだのです。ペンギンは、地球温暖化の影響にさらされています。。。対して、クジラは増えてるか減ってるかは私は断定できませんが。。。彼らの意思とは無関係な人間の不毛な議論にさらされています。。。だから、彼らが私の絵では怒れる自然”風神雷神”なのです(^^v)
 
真ん中の「道祖神」は「風神雷神」の間に何を置くか、考えた時に「間に置く。。。と言ったら塞えの神(さえのかみ)だろう。。。塞えの神。。。と。。言えば、じゃあ道祖神にしよ!!!」と、思いついたわけです。
道祖神にミジンコを選んだのは簡単
まず、道祖神というと男女が絡み合ったりした姿を石に彫ったものが私の中に浮かびました。そこで思い出したミジンコの生態。ミジンコは普段は雌のみで雌はすべて同じ雌の遺伝子コピーですが、環境がピンチになると、違う遺伝子を持った雄を産み出します。そんなわけで、「風神雷神」も環境を意識したものでしたから、道祖神も自然そうなったわけです
 
今日はここまでっす
【その弐】中段と【その参】下段のアップは未定です。。。すいません(^^;)
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